「今の自分は、転職市場でどのくらい評価されるんだろう?」
第二新卒や社会人4年目までのITエンジニアなら、一度は気になることだと思います。
現在の会社では普通に仕事をしていても、
- 自分のスキルが他社で通用するのか分からない
- 今の会社の給料が高いのか低いのか分からない
- SESや下請け企業から抜け出せるのか分からない
- 大手IT企業やITコンサルに挑戦できるレベルなのか分からない
- 転職するとしたら、今なのか、もう少し経験を積んでからなのか分からない
このような状態では、キャリアの計画を立てることも難しくなります。
そこで私がおすすめしたいのが、まず転職スカウトサイトに登録して、自分の現在地を確認してみることです。
この記事では、私自身が実際に利用した方法をもとに、第二新卒・若手ITエンジニアが市場価値を確認する方法について紹介します。
まず結論|転職する前に「市場価値」を確認する
私が最初におすすめしたいのは、いきなり転職活動を始めることではありません。
まず、
「今の自分に、どのくらいの企業から需要があるのか」
を確認することです。
そのために、転職スカウトサイトを1つ利用してみましょう。
転職スカウトサイトには、
- ビズリーチ
- doda
- マイナビ転職
- OpenWork
など、さまざまなサービスがあります。
すべて登録する必要はありません。
まずは1つ登録して、自分の現在地を確認するだけでも十分です。
私は転職活動を始める際に、ビズリーチを利用しました。
私が使ったのは「ビズリーチ」
私が実際に利用したのが、転職スカウトサイトのビズリーチです。
ビズリーチは「ハイクラス転職サイト」というイメージが強いため、
「まだ20代前半だから自分には早いのでは?」
「年収が高くないと登録しても意味がないのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
私も最初はそうでした。
しかし、実際に使ってみると、若手ITエンジニアでも自分の経歴を見た企業やヘッドハンターからスカウトを受け、自分のキャリアの選択肢を知るための材料として利用できます。
ビズリーチでは、登録した職務経歴書をもとに、採用企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く仕組みになっています。無料会員でもスカウトを受け取ることができます。
つまり、ここで重要なのは、
「今すぐ転職できるか」ではなく、「今の自分が転職市場でどのように見られているか」を知ること
です。
なぜ「市場価値を知ること」が最初なのか?
転職活動でよくある失敗が、
「とりあえず転職する」
ことです。
今の会社に不満がある。
↓
転職サイトを見る。
↓
今より条件の良さそうな会社を見つける。
↓
そのまま転職する。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
しかし、第二新卒や社会人4年目までの若手ITエンジニアの場合、「今すぐ転職すること」が必ずしも最適解とは限りません。
なぜなら、20代前半〜後半は、これから市場価値を大きく伸ばせる時期だからです。
例えば、
現在
実務経験+基本的なITスキル
↓
1年間自己研鑽
基本情報技術者
+
AWS SAA
+
実務経験
↓
その後
大手IT企業・ITコンサルなど、より上位のポジションへ挑戦
という選択肢もあります。
だからこそ、まず現在地を確認します。
「今の自分」でどこまで行けるのかを知る
スカウトサイトに登録すると、自分の職務経歴やスキルを見た企業・ヘッドハンターから、さまざまなスカウトが届く可能性があります。
そこで確認したいのは、
①どんな企業から声がかかるのか
例えば、
- SES
- SIer
- Web系企業
- 大手IT企業
- ITコンサル
- 社内SE
- その他のIT関連企業
など、自分の経歴がどのような企業に評価されるのかを見てみます。
②どんなポジションなのか
同じ「ITエンジニア」でも、
- 開発
- インフラ
- クラウド
- 運用保守
- PMO
- ITコンサル
- システムコンサルタント
など、さまざまな選択肢があります。
③求められているスキルは何か
スカウトや求人を見ていると、
「AWSの経験があると強い」
「基本情報技術者を取得している」
「設計経験が必要」
「顧客折衝経験がある」
など、企業側が求めている条件が見えてきます。
ここが非常に重要です。
自分に足りないものが、求人市場から逆算できるからです。
登録するタイミングは「今」でいい
ここで勘違いしてほしくないのが、
「資格や実績を作ってから登録する」必要はない
ということです。
むしろ私は、早い段階で一度登録してみることをおすすめします。
例えば、
実務経験1年
資格なし
という状態で登録する。
そこでどんなスカウトが来るのかを見る。
その後、
実務経験2年
基本情報取得
AWS SAA取得
という状態でもう一度市場を見る。
そうすれば、
「自分の市場価値がどのように変化したのか」
を比較できます。
市場価値は、自分だけで考えていても分かりません。
企業からどう評価されるかを確認して初めて見えてくる部分があります。
転職する気がなくても登録していい
もう一つ重要なのが、
「今すぐ転職するつもりがなくても、市場価値を確認するために利用できる」
ということです。
実際、ビズリーチも「今すぐ転職を考えていなくても、市場価値を確かめるために利用する」という使い方を案内しています。公式サイトでは、会員向けアンケートで8割以上が市場価値を確かめるために登録したとされています。
つまり、
「転職するかどうか」
と
「市場価値を確認するかどうか」
は別の話です。
今の会社に満足している人でも、
「もし今転職したら、どんな企業から評価されるんだろう?」
と確認しておく価値はあります。
私が考える理想の転職タイミング
ここで、私がこのサイトで一貫して伝えている考え方が出てきます。
それが、
若さ × 自己研鑽 × 実務経験
です。
若手であることは、それだけでポテンシャルを評価してもらえる可能性があります。
そこに、
実務経験
が加わる。
さらに、
資格・スキルなどの自己研鑽
を加える。
この3つが揃ったタイミングで、より上位の企業・ポジションに挑戦するという考え方です。
もちろん、すべての人に同じタイミングが当てはまるわけではありません。
しかし、少なくとも、
「何となく転職する」のではなく、「いつ・どこを目指すのか」を逆算する
ことは非常に重要だと考えています。
「今より少し良い会社」ではなく、その先まで考える
ここは、若手の方に特に伝えたい部分です。
今の会社より、
- 年収が50万円高い
- 少し有名な会社
- 残業が少ない
という会社が見つかったとします。
そこへ転職すること自体は悪くありません。
しかし、
「1年後にもっと大きなキャリアアップを狙える可能性がある」
のであれば、一度立ち止まって考えてみてください。
例えば、
今すぐ転職
現在のスキル
↓
少し条件の良い企業へ転職
1年間準備
現在のスキル
↓
基本情報技術者
↓
AWS SAA
↓
実務経験を積む
↓
職務経歴書・面接対策
↓
大手IT企業・ITコンサルなどへ挑戦
この2つでは、当然結果が同じになるとは限りません。
しかし、若いうちの1年間をどう使うかによって、その後に狙える企業やポジションの選択肢が変わる可能性があります。
特に20代の転職では、「今の条件」だけを見るのではなく、数年後の市場価値まで考えて行動することが重要だと私は考えています。
ただし、スカウトが来たからといって焦って転職しない
ここは非常に重要です。
転職スカウトサイトに登録すると、企業やエージェントから連絡が届くことがあります。
そこで、
「こんな会社からスカウトが来た!」
↓
「今の会社より条件がいい!」
↓
「じゃあ転職しよう!」
と、勢いで動かないこと。
スカウトは「市場価値を知るための情報」として使うこともできます。
もちろん、今の職場環境が悪い場合や、明確なキャリア上の理由がある場合は、早めに転職した方がいいケースもあります。
しかし、
「何となく今の会社が嫌だから」
という理由だけで焦って転職するのではなく、
自分はどこまで行けるのか?
何が足りないのか?
1年後にはどんな企業を狙えるのか?
を考えてから動く。
これが、このサイトでおすすめしているキャリア設計です。
STEP 1でやることは「転職」ではない
ここまで読んで、
「結局、ビズリーチに登録して転職活動を始めるの?」
と思った方もいるかもしれません。
違います。
STEP 1の目的は、転職することではありません。
目的は、
「自分のスタート地点を確認すること」
です。
まず現在の市場価値を確認する。
↓
自分にどんな選択肢があるのかを見る。
↓
大手IT企業やITコンサルなど、将来的に目指したい企業・ポジションを決める。
↓
現在の自分との差を確認する。
↓
不足している資格・スキル・経験を洗い出す。
↓
1年間などの期間で準備する。
この順番です。
私ならこうやって使います
第二新卒・社会人4年目までのITエンジニアなら、次のように使ってみてください。
STEP 1
スカウトサイトに登録する
↓
STEP 2
現在の職務経歴・スキルを入力する
↓
STEP 3
どんな企業・ポジションからスカウトが来るか確認する
↓
STEP 4
気になる求人の応募条件を見る
↓
STEP 5
自分に足りない資格・スキルを洗い出す
↓
STEP 6
目標企業・ポジションを決める
↓
STEP 7
転職時期から逆算して1年間の準備計画を作る
この段階まで来て、初めて本格的な転職活動を考えます。
エージェント選びや企業選びは、その後でいい
この記事では、あえて具体的な転職エージェント選びや企業選びについては深掘りしていません。
なぜなら、
まず「自分の現在地」を知ることが先だからです。
市場価値を確認したうえで、
- どの転職エージェントを使うのか
- どの企業を狙うのか
- どの求人に応募するのか
- 職務経歴書をどう作るのか
- 面接で何をアピールするのか
を考えていきます。
これらについては、今後の記事で詳しく紹介していきます。
まとめ|まずは「現在地」を知ることから始めよう
第二新卒・社会人4年目までの若手ITエンジニアがキャリアアップを考えるなら、いきなり転職する必要はありません。
まずは、
自分の市場価値を知る。
そのために、転職スカウトサイトを1つ利用してみる。
私の場合は、ビズリーチを利用しました。
そして、
「今の自分に何が足りないのか」
を確認する。
そこから、
若さ × 自己研鑽 × 実務経験
を意識しながら、目標とする企業・ポジションから逆算して準備を進めていきます。
大切なのは、スカウトが来たからといって焦って転職しないこと。
転職スカウトサイトは、転職先を決めるためだけのものではありません。
自分のキャリアのスタート地点を確認するための「市場価値チェック」として使うこともできます。
今の自分を知る。
↓
目標を決める。
↓
足りないものを知る。
↓
計画的に身につける。
↓
そして、ベストなタイミングで転職する。
これが、このサイトで考えるキャリアアップの第一歩です。
次のSTEPでは、現在の市場価値を確認したうえで、「何を身につければ市場価値を上げられるのか」を考えていきます。



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