【Ping-t】AWS SAAの取得方法|1か月で合格するための勉強法【基本情報取得者向け】

資格・スキル

AWSの資格を取得したい。

そう考えたとき、多くの人が候補に入れるのが、

AWS Certified Solutions Architect – Associate(AWS SAA)

です。

AWS SAAは、AWSのサービスを使ったシステム設計に関する知識を証明できる資格で、ITエンジニアの市場価値を高めるうえでも有力な資格の一つです。

特に、

  • SES・下請けIT企業から転職したい
  • 大手IT企業への転職を目指している
  • クラウドエンジニアを目指している
  • 基本情報技術者試験を取得したので、次の資格を探している
  • 若いうちに市場価値を高めたい

という人には、ぜひ取得をおすすめします。

私自身、資格取得を「ただの資格集め」ではなく、転職市場で評価されるための武器として考えています。

そして結論から言うと、

基本情報技術者試験に合格できるだけのIT基礎知識がある人なら、AWS SAAは1か月程度を目安に合格を狙えます。

ただし、基本情報とは勉強方法に少し違いがあります。

この記事では、私が考えるAWS SAAの効率的な取得方法を紹介します。


AWS SAAとは?

AWS SAAは、AWS Certified Solutions Architect – Associateの略称です。

AWS上で、セキュアで可用性が高く、パフォーマンスやコストも考慮したシステムを設計する能力が問われます。

現在のSAA-C03では、主に以下の4分野から出題されます。

  • セキュアなアーキテクチャの設計
  • レジリエントなアーキテクチャの設計
  • 高パフォーマンスなアーキテクチャの設計
  • コストを最適化したアーキテクチャの設計

AWS公式では、SAA-C03の合格スコアは720点です。

スコアは100~1,000点のスケールドスコアで表示され、単純に「正答率72%なら合格」という意味ではありません。

また、試験問題は65問で、そのうち50問が採点対象、15問は採点されない問題です。ただし、どの問題が採点対象外なのかは受験者には分からないため、すべての問題を本番問題として解く必要があります。

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AWS SAAは基本情報と同じくらいの難易度?

ここは少し難しいところです。

私の感覚では、

「基本情報に合格できる人なら、SAAにも十分挑戦できる」

という認識です。

ただし、基本情報とSAAでは、求められる知識の使い方が違います。

基本情報では、用語や仕組みを覚えることで解ける問題も多くあります。

一方、SAAでは、

「このサービスは何?」

という知識だけでは足りません。

例えば、

「大量のアクセスが発生するWebシステムを構築したい」

という状況が与えられ、

  • 可用性を高めたい
  • 障害に強くしたい
  • パフォーマンスを向上させたい
  • 運用負荷を下げたい
  • コストを抑えたい

といった条件を考えたうえで、

「では、どのAWSサービスを組み合わせるのが最適なのか?」

を判断する必要があります。

AWS公式も、SAAについてAWS Well-Architected Frameworkに基づいたソリューション設計能力を検証する試験としています。


SAAは「暗記だけ」では合格できない

ここが基本情報との大きな違いです。

SAAの勉強では、

「答えを覚える」ことをやってはいけません。

例えば問題演習をしていて、

正解はAmazon S3

だったとします。

ここで、

「この問題の答えはS3」

と覚えてしまうのは危険です。

重要なのは、

「なぜS3なのか?」

を説明できることです。

さらに、

「では、S3ではなくEBSだったら?」

「高可用性が必要なら?」

「大量アクセスが発生したら?」

「コストを下げる必要があったら?」

と、一つの単語から関連する知識を広げていきます。

つまり、

単語 → 役割 → 特徴 → 他サービスとの違い → 実際の利用場面

まで説明できる状態を目指します。

これがSAAの勉強で非常に重要です。


私がおすすめするSAAの勉強方法

結論から言うと、

参考書を買って最初から読む必要はありません。

私がおすすめするのは、

問題演習を中心に勉強する方法です。

私なら、

Ping-tを中心に学習します。

Ping-tにはAWS SAAの問題演習が用意されています。

問題を解き、

↓

分からなかったら解説を読む

↓

関連するAWSサービスを調べる

↓

もう一度問題を解く

↓

別の問題で知識を使う

というサイクルを繰り返します。

実際にPing-tには、「問題集はPing-tのみ」でSAAに合格したという合格体験記も掲載されています。 2026年1月の例では832点で合格しています。

ただし、これはあくまで合格者の一例です。私もPing-tだけで合格しました。


参考書は買わなくていい

私はSAAについては、

最初から参考書を買う必要はない

と考えています。

理由はシンプルです。

SAAは知識を「読む」だけではなく、

問題を見て、状況を判断する能力

が重要だからです。

参考書を最初から最後まで読むよりも、

問題を解く

↓

分からない

↓

解説を読む

↓

AWSサービスについて理解する

↓

もう一度問題を解く

という流れの方が、実戦的な知識が身につきます。

もちろん、どうしても体系的に学びたい人は参考書を使っても問題ありません。

ただ、

「参考書を買わないとSAAの勉強ができない」

ということはありません。


注意点:Ping-tは有料

一つ注意点があります。

Ping-tのAWS SAA問題には有料コンテンツがあります。

そのため、

完全無料でSAAを勉強できるわけではありません。

ただ、資格取得のための教材費として考えれば、私は十分に投資する価値があると思います。
逆に言うと有料問題を利用しないと合格は不可能です。


SAAの前にAWS Cloud Practitionerを取得する

ここが私がおすすめしたいポイントです。

いきなりSAAの勉強を始めるのではなく、

AWS Certified Cloud Practitioner

を先に取得します。

Cloud PractitionerはAWSの基礎知識を問う資格です。

SAAよりも難易度が低いため、

AWSをほとんど知らない人がAWSの世界に入るための入口

として使えます。

そして重要なのは、

Cloud Practitionerの勉強が、そのままSAAの基礎になります。

そのため、

「Cloud Practitionerを取ってからSAA」

という順番がおすすめです。


Cloud Practitionerは1週間で取得を狙う

私なら、Cloud Practitionerに時間をかけすぎません。

目安は、

1週間です。

ここではAWSの主要サービスや基本概念を一通り理解します。

例えば、

  • EC2
  • S3
  • RDS
  • VPC
  • IAM
  • Lambda
  • CloudFront
  • Route 53
  • DynamoDB

など、AWSの基本的なサービスについて、

「名前を聞いたことがある」

という状態を作ります。

この段階では、細かいところまで完璧に覚える必要はありません。

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Cloud PractitionerからSAAへ一気に進む

そして、

Cloud Practitionerを取得したら、そのままSAAへ進みます。

私がおすすめする1か月のスケジュールは、

1週目

Cloud Practitioner

2~4週目

AWS SAA

です。

つまり、

1週間でCloud Practitioner → 3週間でSAA

という流れです。

もちろん、AWS未経験者や学習時間が少ない人は、もっと長い期間を設定して構いません。

集中して勉強すれば1か月程度でも十分に合格を狙える

というのが私の考えです。


Ping-tでは「レベル20」を一つの目標にする

Ping-tには学習状況に応じたレベルがあります。

私ならまず、

レベル20

を一つの目標にします。

実際にPing-tの合格体験記を見ると、レベル20でSAAに合格している例があります。

例えば2026年6月の合格体験記では、レベル20、849点で合格しています。

また、別の合格体験記でも「レベル20前後が合格ライン」という学習者の報告があります。

ただし、

「レベル20になったから絶対に合格できる」わけではありません。
ただ私の感覚、内容をしっかりと理解してのレベル15~20まで学習を進めることができれば
合格の可能性は特大です。

あくまで学習進捗を見るための目安として利用しましょう。


1周目は「解けなくて当たり前」

SAAの勉強で一番やってはいけないのが、

1周目から正解率を気にすることです。

最初は、

「何を言っているのか分からない」

「選択肢が全部正解に見える」

という状態でも問題ありません。

むしろ普通です。

私なら1周目は、

問題を解く → 間違える → 解説を読む

ということを繰り返します。

重要なのは、

正解することではなく、解説から知識を吸収することです。


2周目から本格的なアウトプット開始

1周目で一通り問題を見たら、2周目に入ります。

ここから、

インプット+アウトプット

を同時に行います。

例えば、

「この問題の答えはS3」

で終わらせません。

なぜS3なのか。

S3にはどんな特徴があるのか。

EBSとは何が違うのか。

どのようなケースでS3を選択するのか。

このように考えます。


「答えを覚えない」がSAA攻略の最大のポイント

SAAの問題演習では、

答えを覚えないこと

を徹底してください。

例えば、

「この問題はAが正解だった」

と覚えるのではなく、

「この条件ならAを選ぶ理由は○○だから」

というところまで理解します。

これができるようになると、問題文が少し変わっても対応できるようになります。

SAAは、単純なサービス名の暗記ではなく、AWSサービスを組み合わせて要件に合ったアーキテクチャを考える試験です。


AWSの「ベストプラクティス」を体に叩き込む

SAAの勉強では、AWSが推奨している考え方を理解することも重要です。

特に、

  • 高可用性
  • セキュリティ
  • スケーラビリティ
  • 障害への耐性
  • パフォーマンス
  • コスト最適化

といった考え方を意識してください。

SAAの試験範囲そのものが、

セキュリティ・レジリエンス・パフォーマンス・コスト最適化

という設計思想を中心に構成されています。

問題を解くときも、

「AWSなら、どういう設計をするのがベストなのか?」

という視点を持つことが重要です。


私がおすすめする1か月のSAA取得スケジュール

最後に、私がおすすめするスケジュールをまとめます。

期間やること
1~3日目AWSの基本サービスを学ぶ
4~7日目Cloud Practitioner対策
2週目SAAの問題演習開始
3週目Ping-tを反復+解説から理解
4週目苦手分野の復習+模擬問題
試験直前間違えた問題を重点的に復習

ポイントは、

1週間:Cloud Practitioner

↓

3週間:SAA

です。


SAAは「基本情報→AWS」の流れがおすすめ

私が若手ITエンジニアにおすすめしたい資格取得の流れは、

基本情報技術者試験

↓

AWS Cloud Practitioner

↓

AWS SAA

です。

基本情報でITの基礎を身につけ、

Cloud PractitionerでAWSの全体像を理解し、

SAAでAWSを使ったシステム設計の知識を身につける。

この流れなら、単純に資格を3つ取得するだけではありません。

IT基礎 → クラウド基礎 → クラウド設計

という形で、自分の市場価値を段階的に高めることができます。

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まとめ:SAAは「資格」ではなく市場価値を高める装備品

AWS SAAは、決して「暗記して終わり」の資格ではありません。

だからこそ、資格取得だけを目的にするのではなく、

「AWSを使って、なぜこの設計をするのか説明できるようになる」

ことを目標にしてください。

私がおすすめする方法をまとめると、

  • 基本情報取得後に挑戦する
  • Cloud Practitionerを先に取得する
  • Cloud Practitionerは1週間を目安にする
  • そのままSAAの勉強へ進む
  • SAAは3週間程度を目安に集中する
  • 参考書を必ず買う必要はない
  • Ping-tを中心に問題演習する
  • 1周目は解けなくても気にしない
  • 2周目からインプットとアウトプットを両立する
  • 答えを暗記しない
  • 「なぜそのサービスなのか」を説明できるようにする
  • Ping-tのレベル20を一つの目安にする
  • AWSのベストプラクティスを理解する

という流れです。

特に、「問題の答えを覚える」のではなく、「なぜその答えになるのかを説明できるようにする」。

これを意識するだけで、SAAの勉強の質は大きく変わります。

SAAは、AWSの各サービスを個別に理解するだけでなく、「どのサービスを、どのように組み合わせれば、お客様にとって最適なソリューションになるか」を考えることが求められる資格です。

そのため、面接においても下流下請けから上流に挑戦する際に「AWS SAAを取得した理由は、”要件の背景や設計意図を踏まえて、最適な構成を考える視点を身につけたい”と考えたから」と答えることで、面接官に行動と結果を証明することができます。

以上のことから、基本情報×AWS SAAという組み合わせは、若手ITエンジニアが自分の市場価値を高めていくうえで、非常に相性の良い組み合わせだと私は考えています。

資格は「市場価値を上げる装備品」である|基本情報×AWS SAAを選んだ理由
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